ヴィンテージや古着と今流行している服の決定的な違いについて何か知っていますか?ボロさや古さではなく、シルエットの太さや古さなのです。古いから汚いというわけではありません。古いというのは歴史が刻まれているという意味です。今回はヴィンテージ・古着の面白さを紹介したいと思います。
ヴィンテージ・古着が面白い
〇流行に流されない
流行を追いかける良さというのも間違いなくあります。ファッション誌を見て、今シーズンの流行を見るのはとても勉強になりますよね。また、流行に乗らないといけないのではないかとか、自分の好きな服を着ることが間違いなんじゃないかと思う人もいるのではないでしょうか。
それに対してヴィンテージ・古着は一点ものが多いです。もし、生産された場所や月日が一緒でも全く違う表情になり、その服の表情をみて買うか買わないか、着るのか着ないのかを検討するのもヴィンテージ・古着の楽しみにつながります。
一年で服の流行はどんどん変わっていきますよね。その流行にいちいち乗るのは大変ですし、お金もかかってしまいます。ヴィンテージや古着は、流行に流されることなくベーシックなものから年代物など様々なものがあり、自分の好みに合わせた服を選べます。
〇ワイドがかっこいい
最近の流行はシルエットが全体的に細い服が好まれますよね。それに対して、ヴィンテージの服は大抵のものが太ももや腕周りが太めに作られているためワイド型の服が多いのです。そのワイドなシルエットが好きでヴィンテージが好きになる人もいるくらいです。また、ジーパンやジージャン、革ジャンなどの古い表情が好きという方ももちろんいます。
同じストレートタイプのジーパンでも現行品とヴィンテージもののシルエットの差には気づくかと思います。
ワイドな服ばかりではなく、ブランドや製造年、工場の差でデザインも変わったりします。その辺の統一されていない個性がまたかっこいいところです。
〇年代がわかる
当時の服を見るとこの配色が好まれていた、形が好まれていた、生地や縫製が一般的だったなどマニア心をくすぐる要素がヴィンテージには詰まっており、人の温かさを感じる良さがあります。
現代は流れ作業で大量生産され、安く販売され、消費者もワンシーズンだけのために購入します。アパレルショップの陳列棚は一ヶ月もすると全く別の服が並んでいますが、ヴィンテージを扱う店はほとんど変わりません。変わらない良さもありますよね。
まとめ
流行の服にはないヴィンテージ・古着の良さはこのような理由で好まれていました。もちろん流行の服を着ることが悪いわけではなりません。流行の服にヴィンテージ・古着を合わせるコーディネートもあります。是非、ヴィンテージ・古着を取り入れてみませんか?