ナイキブランドを知らないという人はいないのではないかというくらい、有名なブランドですよね。みなさんはナイキの商品をお持ちでしょうか。
実はナイキの服はタグを見ることで年代が分かるのです。このタグはどの年代?と疑問を持っている方も多いと思うので、ここではそれぞれの年代のタグをご紹介します。
最も古い「BRSタグ」
70年代初期のタグで「BRSタグ」と呼ばれるタグがあります。黒ベースに赤の刺繍で風車が描かれていて、当時の社名の「BRS」の表記が右下に入ります。その風車の上には「NIKE」と大きくデザインされています。
ナイキという社名が始めからあると思われがちですが、実は「ブルーリボンスポーツ社」という名前が始まりでした。
このBRSタグはとても希少で、市場に出回ることも少ないといわれています。
似たデザインの「風車タグ」
70年代前期のタグで「風車タグ」と呼ばれるタグがあります。先ほどのBRSタグと少しデザインが似ていますが、風車タグは白ベースに青枠が縁取られていてその中に風車がデザインされています。そして、風車デザインの色合いも白とオレンジが順番に並びます。
2つの「オレンジタグ」
70年代前期と後期のタグで「オレンジタグ」と呼ばれるタグがあります。デザインが変わり、オレンジのスウッシュの上に青い「NIKE」がデザインされます。
前期では、ブランドネームの右側とスウッシュロゴの左側に「®(レジスターマーク)」という商標登録を意味するデザインがされていました。そしてナイキでは珍しい、サイズ表記が別タグで付いているタイプでした。
後期では、「®」が「™(トレードマーク)」というこれから商標登録をするという意味のデザインに変わりました。
色が反転した2つの「紺タグ」
70年代から80年代中期のタグで「紺タグ」と呼ばれるタグがあります。
前期では、白ベースに紺でスウッシュとNIKEのロゴがデザインされています。この白ベースの紺タグは、とても希少で滅多に見ることができないタグのようです。
後期では、先ほどとは逆で紺ベースに白でスウッシュとNIKEのロゴがデザインされています。
どちらのタグも「®マーク」と「™マーク」が存在しますが、製造年代はほぼ同じといわれています。
最近人気の「銀タグ」
80年代後期から90年代にかけてのタグで「銀タグ」と呼ばれるタグがあります。銀タグは、銀ベースに赤でスウッシュとNIKEのロゴがデザインされています。最近では、このデザインがかっこいいと人気が出ていて、これから買取店でも値段が高騰するかもしれないという期待のタグです。
まとめ
年代によって、とても希少なものもあるようです。みなさんが持っているナイキの服はどのタグでしたか?