ネクタイと一言でいっても実は種類が豊富で、前回はその種類をご紹介しました。種類だけでもたくさんありましたが、柄や色もそれぞれ違うので種類は無限にありそうです。そんなに種類があるのであれば、他の人と被りたくありませんよね。では、どのようなところで差をつけたら個性が出るのか、ここでご紹介したいと思います。
ヴィンテージタイでおしゃれに
みなさんはヴィンテージタイをご存知でしょうか?古いネクタイと思う方もいるかもしれませんが、ただ古いネクタイということではないのです。ヴィンテージタイとは、老舗のネクタイメーカーの過去の作品を掘り起こしてそのまま再現したネクタイのことをいいます。古典的な柄を復刻させてヴィンテージ風にネクタイを仕上げるのです。
無難な柄のネクタイやシンプルなネクタイを着こなすことが多くなっていますが、古典的な柄は現代では珍しい柄なのでヴィンテージタイは他の人と差をつけトレンド感のあるコーディネートにしてくれるのです。
ヴィンテージタイは実際、どんな見た目のもの?
古典的な柄を復刻させヴィンテージ風に仕上げたヴィンテージタイはアメリカスタイルが多いのが特徴です。老舗のネクタイメーカーは欧米ブランドが多いのです。
例えば、アメリカのエリート大学の校旗をモチーフにして作られたストライプのネクタイ「クラブタイ」は派手な色使いです。シンプルなところにこのネクタイをアクセントに入れるだけでも個性がとても出ます。
ほかにも、小さな紋章柄のペイズリー柄(勾玉模様)を大振りに配置しているものも80年代のアメリカンヴィンテージの特徴です。
ヴィンテージタイは派手なものが多く、古典的な柄がレトロに感じられます。
ネクタイピンも忘れずに!
ネクタイピンを取り入れることで、さらにワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。さりげないアクセサリー使いで大人らしいおしゃれをすることができるのです。
ネクタイピンは、機能性とおしゃれアイテムとしての意味があります。本来は、風や体が動くことでネクタイがはみ出さないようにシャツに固定しておくための機能的なものとして使われていました。しかし、それだけではなくおしゃれを楽しみにくかったスーツに数少ないおしゃれができるポイントとしても使われるようになりました。
ネクタイピンは、「ワニ口」「クリップ式」「タイタック式」などさまざまあり、高級ブランドからアンティークなものまでさまざまな種類があります。
まとめ
ヴィンテージタイを取り入れるだけでも個性が出せそうですが、ネクタイピンまで取り入れることでまたワンランク上のおしゃれが楽しめそうですね。みなさんも1本持ってみてはいかがでしょうか。