ヴィンテージウェディングドレスとは

暖かくなってきたこの季節、結婚式を挙げる方も多いですよね。その中でメインといったら新婦のドレス姿かと思います。そこで「ヴィンテージウェディングドレス」をご存知でしょうか。ここでは、どのようなドレスなのかご紹介したいと思います。ヴィンテージ物が好きなカップルには必見です!

普通のウェディングドレスと何が違うの?

ヴィンテージウェディングドレスとは1950年代~1980年代くらいのドレスをいいます。古いものでは1930年代のものもあるそうです。現代のドレスと何が違うのかというと、一つ一つ丁寧に手縫いされたものが多く、たくさんのパールやビーズが付けられているものや、年数が経って独特な色になったドレス生地など、今では再現ができないものが多いです。

ヴィンテージウェディングドレスの魅力

一番の魅力は、レースが美しいことです。現在の工場製品のレースとは違い、一つ一つ手で縫われた細かいレース使いが独特です。
そして、くるみボタンが使われているのも魅力の一つです。手の込んだレースにたくさんのくるみボタンが並んでいるとクラシックさも溢れます。女性にとって永遠の憧れです。
ドレスにもよりますが、ネックラインまでレースで覆い正統派をイメージするものや、レースのパフスリーブで可愛く仕上げたものまで、現代ではない心奪われるような魅力がヴィンテージドレスにはあるのです。

年代によって異なるデザイン

ヴィンテージウェディングドレスは、年代によってデザインが異なります。

〇1950年代
ギュッとしまったウエストにペチコートでふんわりとさせたスカートが特徴です。映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンを思わせるようなデザインです。短めの丈のデザインも多くみられ、清楚な感じがありながらも可愛らしさを感じさせるデザインです。

〇1960年~1970年代
ハイウエストでAラインのロングドレスデザインでリネン生地などを使ったものが多くみられます。体のラインをカバーしてくれ、ナチュラルで清楚に見せてくれるデザインです。

〇1970年~1980年代
ハイネックで背中に長く並んだくるみボタンに胸元や袖が透けるレースがデザインされ、アンティークっぽい雰囲気をもったデザインが特徴です。ルネサンス中世風のエレガントで奥ゆかしい貴婦人をイメージさせるデザインです。

〇1980年代
フリルをふんだんに使い、大きく膨らんだパフスリーブでプリンセススタイルをイメージしたデザインが特徴です。マリーアントワネットのような華やかさをイメージさせるデザインです。

まとめ

現代のドレスと違い、味のある一点物のドレスでデザインもとても可愛いものが多いですよね。選んでいる方は、ぜひ視野にいれて探してみてはいかがでしょうか。

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