アウトドアブランドといってみなさんは何を思い浮かびますか?「ノースフェイス」というブランドを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。今ではとても有名なブランドなので商品を見たことがある方は多いと思いますが、どんなブランドなのか、どんな歴史があるのかなど詳しく知っている方は少ないと思います。今回は愛されるブランドのひとつであるノースフェイスについて迫りたいと思います。
どうやって誕生したの?
1968年にアメリカのサンフランシスコで、登山家だったダグラス・トンプキンスによって創業されました。元々は小さなブランドから始まりましたが、「快適使用可能温度」を明記した画期的なスリーピングバッグ(寝袋)を開発したことで、世間から注目されるアウトドアブランドになりました。
その後も1966年には、現在のダウンパーカの原型になった「シエラ・パーカ」や、1975年には世界初のドーム型のテント「オーバルインテンションテント」、そして次の年には世界初のフレームパック「バックマジック」を発売するなどと、業界の常識に縛られることなく挑戦し続けているのです。
THE NORTH FACEの名前の由来
「ザ・ノース・フェイス」というブランド名は、山の中でもいちばん過酷なルートであることが多いとされている「北壁(ノースフェイス)」から付けられました。どんなに難しい挑戦や冒険であっても、失敗を恐れずに取り組んでいくというブランド精神を表しているのです。
日本ではいつから人気になったの?
創業された年から11年後の1979年に日本での活躍の場を広げていきました。今までは多くの画期的なアウトドア製品を作ってきたノースフェイスでしたが、さらに2012年からはランニングに適した製品を発表し、新たなジャンルでの活躍を始めていきました。
コラボ作品もある
世界中にファンを持つノースフェイスは、幅広いジャンルの業界に支持され、これまでいくつかのコラボレーション商品が発表され、話題を集めてきました。
とても人気のあるスケーターブランド「シュプリーム」とは、シェラパーカなど数多くのコラボをしてきました。そして「アップル社」とは、パソコンを収納しやすい形状のバックパックを発表しアップルユーザーから支持を集めました。他にも、「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベマン」や「サカイ」、「ミナペルホネン」など、たくさんのブランドとコラボしてきました。
まとめ
ノースフェイスは、服も小物もアウトドア製品も、たくさんのジャンルで人気があるブランドですよね。キャンプなどアウトドアのお出かけの際はぜひお店に行ってみましょう。なんでも揃っていると思いますよ。