着物の買取相場はどれくらい?

タンスなどにもう使わない着物は眠っていませんか?成人式に買ってもらった振袖や両親から譲り受けた着物など、思い出も詰まっていて捨ててしまうにはもったいないですよね。
今回は着物の買取相場や高く売るコツを紹介していきたいと思います。

着物に人気が集まる理由は?

着物の買取に人気が集まるのは訪日外国人が増加したという背景も大きく関係しています。
日本文化はいまや世界中から注目されるようになりました。着物はある意味「日本文化の象徴」であるともいえ、今では日本に訪れる外国人向けとした着物の販売や、お土産として外国人の多くが着物を購入していくという活況を見せています。
そのため中古品は新品に比べて安い値段で手にいれることができるので、自宅のタンスに眠っている着物への買取需要が伸びているのです。

着物の買取相場とは

着物買取の相場に関して、値段が付きやすい傾向がみられる着物の種類としては
・作家物(有名人作家物や人間国宝など)
・留袖
・振袖
・友禅
上記であれば状態にもよりますが、比較的に値段が付きやすい傾向がみられます。

高額査定ができる着物の条件は?

〇新品、未使用のもの
着物買取では、多くの品が一度袖を通した着物品がメインになりますが、着物が好きでコレクションされている方がお持ちの中には、一度も袖を通したことのない未着用品というのもあります。ただし、いくら新品や未着用だからといっても保管状況が悪くシミや汚れがついてしまうと、マイナス評価になってしまうのでご注意してください。

〇絹や麻、綿素材のもの
着物には絹・麻・綿・ウール・ポリエステルという5つの生地素材があり、このうち着物買取で重要のある素材は絹・麻・綿です。この3つの生地は、価値の高い着物の多くでこの素材が使用されているからです。自宅にある着物の生地がどのような素材なのか知りたい場合は買取専門店へ相談してもらうと良いでしょう。

〇伝統工芸品や有名作家の着物
着物は全国各地域でさまざまな特色を持つ着物や帯がつくられています。古い歴史を持つ着物の中で有名なものですと、鹿児島県奄美大島の本場大島紬などがあります。また、着物作家という染めや織りの技法を持つ作家の着物や帯は買取の相場は特に高く、人間国宝に該当する作家ですとさらに価値が高まります。

まとめ

今回は着物の買取相場や高価買取のコツについてお話してきました。着物は定期的にお手入れをしたり、タンスの中の空気を入れ替えて綺麗な状態で保管しておくようにしましょう。納得のいく買取をしてもらうためにも、まずは買取店へ相談してみてはいかがでしょうか。

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