今の季節の必需品である「ニットやセーター」のシミを落とす方法は?

寒い今のこの季節にはニットは必需品ですよね。街を歩いていてもたくさんの人がニット、セーターを着ていると思います。しかし今後買取に出すことを考えて、やはりきれいにしておきたいですよね。
そこで今回はニット、セーターのシミを落とす方法について紹介していきます。

ニット、セーターの素材

ニット=セーターと思っている人が案外多いのですが、ニットとセーターの違いはなんでしょうか。
実はニットとは1本の糸でループを作りながら編んでいる生地のことで、つまり衣類の素材のことをいいます。セーターは衣類の形状の種類の1つなのです。
ニットはさらに糸に使われる繊維によって分けられています。みなさんが聞いたことがあるウールニットやカシミヤニット、ナイロン、アクリルなど様々あります。

シミ抜きできるの?

デリケートな繊維のカシミヤやウールのものは洗濯表示のチェックが必要になってきます。それ以外の一般的なニットなどは、家でもシミ抜き可能です。もし家にあるニットの洗濯表示を見て、手洗い禁止マークがついていた場合は、家で洗うのはやめてクリーニングに頼みましょう。

シミ抜きに必要な道具

シミには主に
・水溶性のシミ
・油性のシミ
があり、それぞれによって落とし方は違ってきます。

シミ抜きに必要な道具は
・歯ブラシ
・綺麗で汚れてもいいタオル
・おしゃれ用中性洗剤
・ティッシュ
の4つです。

シミ抜き方法

ニットやセーターのシミ抜きでは、まずはシミがついた部分を洗い、洗濯という順が重要になってきます。ついたシミをこするのではなく、たたくのが肝です。

1.おしゃれ用洗剤をシミがついた部分につけて、優しく揉み込み馴染ませます。
2.ニットやセーターの裏側から歯ブラシでトントン叩いてタオルに汚れを移します。
3.汚れがあった部分が外側になるように洗濯ネットに入れて手洗いコースで洗いましょう。
4.洗濯が完了したら平らになるようにして干して乾かすと完成です。

注意点

シミを落としたいからか、力を入れてこすってしまいがちですが、それだと生地を傷つけてしまいかえってシミが広がる可能性もあります。できるだけ優しく洗いましょう。
またシミ抜きが終わるとそれに満足してしまい、洗濯を後回しにしてしまうことも…しかし放置してしまうとその洗剤自体がシミになってしまいます。ドライヤーなどで乾かすのもシミを悪化させる原因につながりますので、避けてください。

きれいに保つには

〇ブラシをかける
ブラシをかけることは毛玉をできにくくする効果が期待できるため、優しくブラッシングしましょう。

〇1日着たら数日休ませる
毛玉は摩擦が原因で発生してしまうので、連続で着用するのはやめましょう。

〇しばらく収納しない
脱いだニットなどは硬く絞ったタオルで叩き拭きすると汚れが落ちやすいです。その後湿気を除去するためにハンガーで吊るしましょう。

まとめ

シミができると気分は憂うつになってしまいますよね。シミができた場合は、きちんと対処することが大切です。買取に出すことを考えて、常にきれいにしておきましょう。

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