古着を見ていると、さまざまなデザインのものがありますよね。年代によっても違いが大きくあるのです。では、それぞれの年代にどんなファッションが流行していたのか、今回は60年代に注目して当時のファッションスタイルに迫りたいと思います。
自由な着こなしの時代
60年代のファッションは今の洋服の原点ともいわれています。当時のファッションはとにかくおしゃれで、レトロモダンなファッションが多く、今でもコーデのお手本とされるくらいです。当時の若者は自分の好きな服を着て自己表現ができるという新しい文化を作りました。
メンズで流行したファッション
メンズファッションではとくにヒッピー文化がメインとなった時代で、ファッションにも大きく影響されました。どんなスタイルが流行していたのかご紹介します。
○ヒッピーファッション
裾が広がっているベルボトムのデニムやフリンジ付きのアイテムが特徴的です。細かいパーマにヒッピーバンドと呼ばれるアクセサリーを付けることも流行っていました。
○モッズファッション
ビートルズが爆発的に世界で流行したのと同時に広がりました。派手な柄でウエストを細くしたシャツや股上の浅いスリムパンツなどが特徴です。
○アイビールック
紺のブレザーやシャツ、チノパンを合わせたスタイルが特徴的です。シルエットが寸胴でカッチリ感はありながら適度なゆるさがあります。
レディースで流行したファッション
レディースファッションではいろいろなファッションが流行しました。共通しているのは、色と柄が派手だということです。どんなスタイルが流行していたのかご紹介します。
○レトロモダンファッション
カラフルなミニスカートやミニワンピースなど足見せファッションや、レトロハットやスカーフ、グローブ、カラフルタイツなどのアイテムが特徴的です。
○パンツファッション
今まではパンツは男性が履くものとされていましたが、60年代に女性のパンツスタイルが浸透しました。パンタロンやサブリナパンツ、トップスとボトムがつながっているジャンプスーツなどが流行しました。
○シースルーファッション
春夏に多く取り入れられるようになったシースルーファッションは、肌が透けて見えることで女性的な着こなしができるとイブニングドレスなどに多くみられました。
○サファリファッション
狩猟のユニフォームを女性用ファッションにアレンジしてあるのが特徴的です。紐を使い、ベルトで腰を引き締めて女性らしさを出していました。
ほかにメンズと同じく、ヒッピー・モッズ・アイビールックなどのファッションも流行しました。
まとめ
60年代ファッションは今でも人気が多いです。参考にしてファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。