古着はいつ売りに出せば高く売れるのか
洋服の場合、時計やバッグなどと違い、季節や流行りごとに需要の高いアイテム、需要の低いアイテムがガラッと入れ替わります。となると、市場の原理として需要が高いものには高い値が、逆に低いものには安い値がつきます。服の買取価格の相場は季節によって変動します。
古着は買取時期を考えることで、買取価格が変化します。
買取価格を少しでも上げるために、しっかり買取時期を知っておきましょう。
ブランドの流行り
ブランド品を買取してもらう上である意味一番重要なポイントが「流行」です。
やはりノーブランドの定番アイテムに比べ、ブランド品は流行に大きく左右されます。
リサイクルショップでもノーブランドの定番品は一定の人気があります。
しかし、ブランド品はすぐに売れるものでなくては意味がありません。誰もが新しく、最先端のものを身につけたいからです。
買った時は高価であっても流行でなければ買取してもらえないこともあります。
特に、トレンド性の高い洋服などは、発売から3〜4年もすると誰も見向きもしなくなるので、ガクッと買取価格が下がります。
ハイブランドなどは元の定価が高いので、定価の3%、5%で買取、なんてケースも珍しくありません。
買取店舗のことを考える
買取サービスの立場としては、世の中の人々が購買行動を起こす前に服を仕入れて、
売り逃しのないように需要期の少し手前には店やWEBサイトに並べておき、
本格的な需要期に突入したら一気に売れていく…こんな状態が理想です。
逆に、需要期が終わった服を仕入れるのは、来年まで売れない在庫を抱えるだけですから、得策とは言えません。
買取季節
春物・1月初旬から3月初旬
まだまだ寒い時期ですが、通常のテナントでも春物が出まわる時期。ですので、買取価格も高いです。
夏物・4月初旬から6月初旬
お店としては、Tシャツ類や薄手のワンピースなどが欲しい時期。
秋物・7月初旬から8月下旬
秋は短いので真夏に売りに行くのが一番!8月を過ぎてからでは遅いのです。タイミングを逃すと秋物は売れなくなって値段が下がります。
冬物・9月初旬から12月下旬
冬物はかさばるのでなるべく早め売りに出したいところ。だけど、それはお店側も同じです。
春や夏に売りに出しても、お店によっては買い取ってくれないので注意が必要。
これらが服を売るのに最適だと言われている時期です。
この買取最適時期というのは大きく変動するわけではありませんが、地域や店舗ごとによって変化する可能性があるということを知っておきましょう。