オーバーオールは古着がいい!

オーバーオールは野暮ったいと捉えられることもありますが、無骨さと男らしさがかっこいいと古着の世界で人気があるのはご存知でしょうか。新品のオーバーオールと古着のオーバーオールでは雰囲気も随分変わるようで、古着の方が良いと人気です。では、なぜ古着の方が人気なのでしょうか。その理由に迫りたいと思います。

オーバーオールとは?

オーバーオールとは、胸当てとサスペンダーが付いた独特のデザインのズボンをいいます。元々は作業着として作られていたため、頑丈なデニム生地を使用したものが多いです。
胸当てや腰回りなど、至るところにポケットが付いていますが、いろいろな作業道具を入れるために作られました。左の腰部分に付いている紐は、ハンマーループと呼ばれていて、ハンマーを入れて持ち運べるように付けられています。そして、右の腰部分に付いている縦長のポケットはスケールポケットと呼ばれていて、定規を持ち運べるように付けられていました。
オーバーオールは、作業がしやすいようにさまざまな工夫がされたズボンなのです。

なぜ、古着が良いのか

長い年月が経つことで、色落ちや摩擦などのダメージがあるものが多々あります。使っていた時の環境や使い方で、同じものでも全く違う表情を持った物に生まれ変わり、ひとつしかないオーバーオールになるのです。誰もが持っているものよりも、色落ちや風合い、ダメージがそれぞれ違う、世界にひとつしかない物を持てることが古着の醍醐味でもあります。

どのブランドが有名?

「ベン・ディヴィス」「ディッキーズ」「ラウンドハウス」「カーハート」「リー」などは、良いオーバーオールが手に入りやすいです。もちろん「リーバイス」など、他のブランドもオーバーオールを作っています。
そして生地も「デニム」「チノクロス」「ヒッコリー」「ヘリンボーン」「ダック」とさまざまあります。それぞれの情報をチェックしておくとよいでしょう。

着こなしやサイズの選び方は?

オーバーオールは、基本的にレングスをロールアップするとカッコよく着こなせます。ですが長すぎるレングスを選んでしまうと、くるぶし辺りのシルエットにボリュームが出てしまい、バランスの悪い着こなしになってしまうので気をつけましょう。
サイズは、普段のボトムサイズでも良いですが、ワンインチアップくらいがおすすめです。元々は大きめに作られていますが、タイトに作っている物もありますので、選ぶときは確認しましょう。

まとめ

オーバーオールは、春夏秋冬と1年中着ることができます。シャツやTシャツ、スウェットやパーカなど、いろいろな着こなしを楽しむことができますよ。

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